#ブッシュクラフト

ブッシュクラフト

ここ数年のキャンプブームにより知名度が上がったブッシュクラフトですが、言葉は知っているけど実際に何の事かなどはあまり知られていないと思います。

このページではブッシュクラフトを行うのに必要な道具や実際に何をしているのか等の素朴な疑問に対しての情報をまとめて見ましたので、興味のある人はご覧ください。

僕が使っている道具についてはこちらの記事でも紹介しています。

ブッシュクラフトとは

ブッシュクラフトは、主に北欧など狩猟文化が一般的な地域で中長期間ハンターが森、山に入る際に荷物を減らすため夜営等に必要なものをその場にある枝・木・石を使い作る技術体系を総称して言います。


ブッシュ(茂み)でクラフト(作る)する所から名付けられたようです。

この方の動画を見ると文章で説明するよりもイメージが掴みやすいと思いますのでご覧ください。

ブッシュクラフトに必要な道具

道具については人によってマチマチなのが正直な所で、斧派もいれば鉈派もいるしナイフを何に使うかによっても必要な道具は変化してきますね。

一般的というのがないので、ここでは僕の道具セットと使い方をメインに書いていきます。

ナイフ

ブッシュクラフトで良く使われる道具としてはナイフが挙げられますね、ナイフはクラフト以外にも料理、ロープを切るなど多用途に使える便利な道具ですので、揃えておくことをお勧めします。

ブッシュクラフトでのナイフの使い道としては、木を削る、木を割る(バトニング)木に溝を作るなど、細かい作業をメインに使います。

ブッシュクラフトに適したナイフ

ブッシュクラフトで実際に使っているナイフ

ブッシュクラフトに最適なナイフですが、基本的にはこれじゃないとダメってものはないのですが、こうなっていれば便利ってポイントはあります。

ポイント①刃厚

まずは刃の厚さ、刃の背の部分の厚みが3.5mm以上あるとバトニング時に木が割れやすくなるので便利です、ナイフを選ぶ際には厚さを確認してください、
ナイフでバトニングを想定していない方は、刃厚は気にしなくても大丈夫です。
バトニングの際は、木を使ってナイフを叩いて下さいね。

ポイント②構造

ナイフの構造、ブッシュクラフトで使用するナイフは頑丈さが必須となります、そのため構造としてはフルタングで刃から柄の部分まで一枚の鋼で出来ているものがお勧めです。

ナイフによっては刃の部分と柄の部分が別パーツでくっつけているタイプのものがありますが、その構造だと、バトニング等で刃の背を叩く時に接続部にダメージが行き壊れやすくなるため一体型のフルタングのナイフを選んでください。

この二つを抑えておけば、ひとまず問題なく使えます。
僕が使用しているナイフは特にアウトドア用でもブッシュクラフト専用のものでもないですが、上記二つの条件を満たしているので普通に使えています、無理して専用のブッシュクラフト用ナイフと銘打ったナイフを使う必要はありません、ちなみに刃の長さですが大きな丸太をバトニングする事もないので13センチもあれば十分です、鋼材については僕は特に気にしていません。

ポイント③エッジ

刃の先端、エッジの部分ですね、こちらは買う際に選ぶと言うよりは買ってから自分で研ぐ形になります、大体のナイフは、購入時の時点ではエッジの形がカクカクしており、バトニング時やフェザースティックを作る際に刃の食い込み方が悪かったりします。

ではどうするかと言えば、カクカクしている所を研いで滑らかにしてあげます、形で言えばハマグリ刃と言われる形にしてあげます、そうする事で刃が喰い入る時の抵抗を減らす事が出来ます。

ブッシュクラフトに便利なエッジの説明

とはいえ、何を選んでいいのか分からないって人が多いのではないと思いますので僕が次にナイフを買う時用に目を付けているナイフをいくつかご紹介しておきます。
ちょっと見た目がカッコ良いのを重視してはいますけど、お勧めです。

ハンドアックス

ブッシュクラフトで使うハンドアックス

ハンドアックスは日本ではあまり馴染みが無い道具だと思います、斧と言われてイメージするのは柄の長い身体全体を使ってパッカーンっと薪をたたき割る斧が頭に浮かぶ人の方が多いと思います。

ブッシュクラフトでは、荷物を減らす目的があるので、大きい道具は扱いたくないが斧は使いたいって事で小ぶりのハンドアックスが選ばれます。

ブッシュクラフトを行う人ではここで、斧派と鉈派に別れる事が多いですね、鉈(剣鉈)が一つあればナイフの代わりにもなるので、荷物を減らす事が出来るのがその理由の一つだと思います。

クラフトで木に溝を掘ったり細かい作業を行う人はナイフ+斧がよいと思いますが、そこまで細かい作業を想定していない人の場合は鉈で十分用が足ります、個人的にナイフが好きなのでナイフ+鉈でも良いんですけどね。

ブッシュクラフトに適した斧(ハンドアックス)

ブッシュクラフトに適した斧となると、前提としては、ハンドアックスになり、そして頑丈、刃の厚さと大体ナイフと同じような条件になると思います。

斧での作業は、薪割りから枝打ち、素材の荒削り杭作りなどあります。
※斧の背を使ってのペグ打ちなどは斧を痛めますのでペグ打ちなどには使わないでください。

ポイント①長さ

ハンドアックスの大きさは、50センチ以内に収めたい所、短ければそれだけ良いって訳でもないので注意してください、最悪両手で握れるだけの長さはあった方良いですね、短すぎて片手でしか持てない斧は使用していると手首にすごい負担がかかり、手首を痛めてしまいますので、両手で握れる長さは必要です。

ポイント②刃厚

刃厚が厚いほど薪を割りやすくなりますので鋼板から切り出したタイプの斧ではなく、鋳造の刃厚が厚いタイプの斧をお勧めします。

ポイント③頑丈さ

斧自体が叩いて使う道具となるので頑丈さは絶対必要なポイントになります、どの斧が頑丈なのかとなると、これは実際に使わないとわからないので、基本的には老舗メーカーの商品をお勧めします、長く続いているって事はノウハウは勿論斧ユーザーから信頼されている証拠なので丈夫な斧を作っていると考えて良いと思います。

実際何を選べばいいのか分からない時には参考としてお勧めを置いておきます

折り畳み式ノコギリ

ノコギリは、キャンプではなじみはないと思いますが、ブッシュクラフトではとても良く使う道具ですので是非とも用意してください。

ブッシュクラフトではメインに使う素材が木になるので、当然のように木を切る、長さを整える、切れ込みを入れるなど多用途で使います。

ブッシュクラフトに適したノコギリ

ブッシュクラフトに適したノコギリと考えると、持ち運びが便利でキチンと切れる、ある程度頑丈って所ですね。

ポイント① 持ち運びが便利

ブッシュクラフトではバックパックに収納できるサイズにまとめるのが良いと思うので長さがネックになりがちです、そこで、ノコギリを選ぶ際には折り畳み式のノコギリをお勧めします。

ポイント② 刃の形

一般的なノコギリの刃はまっすぐな形をしています、しかし数年前から世に出てきた湾曲刃が僕のお勧めです、直刃に比べ切る時に力がいらないのでクラフト時に木を結構切る事になるので体への負荷を減らす事が出来ます。

ポイント③ 刃の長さ

刃の長さは結構重要なポイントと感じています、基本的には長ければ長いほど切りやすいです、しかし前記したようにバックパックに入る長さと考えた時に、どこまでの長さにするかは、使用するバックパックに依存します、出来れば20センチは欲しい所ですね。

最近、お店のキャンプ用品売り場などで売っている、10センチ程度の小さな折り畳みノコギリははっきり言えばブッシュクラフトには不向きですので気を付けて下さい。

折り畳み式のノコギリはホーマックなどのお店で普通に買えるので興味がある人は一度探してみてください。

ロープ・紐

ブッシュクラフトでは、ロープはクラフト・設営に使います。
設営では、タープを張るのに使用したりします、キャンプでも普通に使う道具ですね。

ブッシュクラフトに適したロープ

ロープは何に使うにしても基本丈夫な物が選ばれます、当然ブッシュクラフトでも同様で簡単にはきれない物が使われます。

ブッシュクラフトでよく使われている物はパラコートと言われるパラシュートに使われるロープが好まれて使われています、パラコートはとても頑丈で細い紐でも100キロを超える重さに耐える物が普通で、その頑丈さが魅力なのです。

ロープに関しては僕はそれほど知識がないのでブッシュクラフトに使うロープを探す時には、単純にパラコートを選択しましょうくらいしか言えない状態ですね、しいて言えば、あまり細すぎるロープは選ばない方がいいって事くらいですね、ロープが細すぎるとどんなに頑丈であっても縛る際に必要以上に長さが必要になるからです、一本あたりの表面積が細いと意外としばりにくいので4mmくらいはあった方がいいかと思います。

とはいえパラコードってどこにうっているの?と疑問が出てくると思います。

パラコードはアウトドア専門店に行けば実物を見ることが出来ます、簡単に手に入れたい場合はアマゾンで検索すればすぐに出てきますので確認してみてください。

僕は貧乏性なので、クラフトで使用したパラコードは、使いまわすのが前提なので、常設設備のクラフトを作る際には、使い捨てできるパラコードでは無い紐を使っています。

僕のように貧乏性な人は、繰り返し使う用のパラコードと使い捨て前提のロープ・紐を用意すると良いと思います。

使い捨てロープ

ちなみに使い捨て用に今年から使っているのはこのロープです写真のは3mmですが、3mmと4mmを買っておくとこをお勧めします、太めの木を縛る時は、4mmで細めの木を縛る時は3mmを使うと縛りやすいです、ホーマック(DMC)で売っていますのよ。

グローブ(手袋)

グローブ1
メイングローブ
グローブ2

アウトドアでつかうグローブと聞くと軍手などが頭に浮かぶ人が多いかと思います。

まぁ軍手でも使えるので問題はないのですが、強度を考えると少し弱いと個人的には思っています。

ブッシュクラフトで使用する際には、木を良く扱い、火も扱うので、ブッシュクラフトで使うグローブを選ぶ際には、少しだけポイントがありますので、ご紹介します。

ポイント①頑丈さ

グローブの目的をきちんと考えた時、いちばん重要なことは、手を守ることです、最近の軍手、ラバーが付いた軍手などは品質が良いので、本来の目的である手を守る事よりも、グリップが効くや手が汚れない事に意識が向いてしまいがちです。

しかし一番は手の保護なんですよ!ブッシュクラフトではほとんど木を使うので、木のトゲなんかが指に刺さると、その日一日気分がブルーになっちゃって純粋に楽しむ事ができなくなっちゃうんですよね、これは凄い重要なので覚えておいて下さい。

グローブを選ぶ際には手のひら部分が薄いモノは避けるのが無難です。

ポイント②素材

手袋1
作業用手袋火を使わない時に使用してます
手袋2

ブッシュクラフトに限らず、キャンプなどでは火を扱うことが多々あります、火に薪をくべるってだけなら軍手で問題ないのですが、焚き火などを使い、料理をする場合は、クッカーなどを扱うので、熱に強い素材(熱を通しにくい素材)を選ばないと火傷をしてしまいます。

素材で言えば、皮素材がベストですね、ちなみにラバーなどゴム系はすぐに溶けてしまい熱もかなり通してしまうので、避けて下さい、普通にクラフト作業にだけ使うのであれば問題は無いです。

探すと意外と目的にあったカッコ良いグローブってなかなか見つからないんですよね、アウトドア系ってだけで探せば、皮手袋はよく見つかりますが、夏場などに使う事を考えた際にオール革手袋は暑いのと、触感が鈍くなるのでブッシュクラフトで使用するには不向きなんですよ。

とは言え作業用の手袋で探すと、手のひら部分の素材がゴム系素材のものばかりに・・・

そこで僕が見つけたお勧めは、ミリタリー系のグローブです、頑丈さ動きやすさなどを担保しているグローブが多くあり、滑り止めでゴム系素材が使っているもが多いのですが種類が多いので探せば皮素材を使用したものもみつかります。

帽子・服装

帽子については特にこだわりや、こうじゃなきゃダメってものは無く、日差しや軽い衝撃で頭が傷つかない程度のもので大丈夫だと思いますので、ファッションなどを楽しんで下さい。

同じく服装について、
こちらは一つだけ注意点があり、それはブッシュクラフトでは焚き火がつきものとなるので火の粉で穴が開かないように、木綿の生地のものがおすすめです。

今ならワークマンで発売しいてるキャンプ用のアウターやパンツがおすすめです。

色々と種類がありますので、こちらもスタイルやファッションを楽しむことが出来ますので足を運んでみて下さい。

僕も愛用させてもらっており、お気に入りのメーカーとなっています。

使用する道具類は大体説明ができたかと思います、皆さんそれぞれ好みのスタイルがあると思いますので

ここで紹介した道具もひとまずこれだけあればブッシュクラフトが出来ると考えて、自分のスタイルを作ってみて下さい。

次にブッシュクラフトって実際のところ何をするの?って所を説明していきたいと思います。

ブッシュクラフトって何をするの?

実際にフィールドに出た際にブッシュクラフトで何をするのか?って所ですが、
基本的には、野営に必要なものを作るのがメインとなります。

例えば、テーブルやポットハンガーなどから、椅子やベットやシェルターまで作る場合もあります。

キャンプのついでに行う場合であれば、フェザースティックや、ペグ作り、といったクラフトから、ファイヤースターターを使った火おこし、焚き火を使った料理などの、いつものキャンプとは少し趣向を変えるものまでありますね。

僕の場合は、焚き火から始まり場所によっては焚き火用のファイーピット作り、荷物を少なくしたい場合は、テーブル作り椅子作り、寝床用のテントかハンモックは持っていきます。
※許可を得た場合のみ直火(風が強い場合は出来れば焚き火はしないほうが安全です、火の扱いには細心の注意をしましょう)