ブッシュクラフトでAフレームテーブルを作る
このページでは、比較的簡単に作れるAフレームテーブルの作り方を紹介します。
大体40分程度で作れると思います。
ブッシュクラフトでのテーブル作りは、椅子と違い、作っている人が少ないんですよね、正直、太めの木を30センチ位に切り揃えて地面に置けば、簡易テーブルを作ることが出来るので、需要が少ないのかもしれません。
しかし、地面に直に座るスタイルの人ならそれで良いのですが、僕のように椅子を作って座るスタイルの場合、テーブルには高さがあった方が便利なので、前回のテーブルと同じく今回も、オリジナルで作りました。
十字型テーブルは、基本地面に杭をさせる場所限定になってしまい、地面が硬い場所などでは役に立たないのと、比較的軽い物しか置けないので、今回は、そのデメリットを補完出来る形の物を考えて作ってみました。
テーブル作りに必要な道具
- ナイフ
- ノコギリ
- 紐
紐は、使い切りになる可能性が高いので、道具紹介で紹介した、このロープみたいな気軽に使える物がおすすめです。
因みに細い方が使いやすいです。
この紐、去年は700円代で買えてた記憶があるのですが、今年23年になってから値上がりしたので1000円超えになってた
Aフレームテーブル作りに必要なパーツ
このテーブルは、パーツが多いので、パーツをメインに説明した方が理解しやすいと思います。
パーツ① 天板用フレーム
テーブルの天板用のフレームを作ります、写真をみて貰えばわからうように、縦に渡している木は、外側の木を下に、
内側の木を上に縛り付けます。
縦に渡している、上下の木の間に、Aフレームを通すので、Aフレームに使う木の太さを計算して間を開けてください。
強度を高めるために、溝を掘ってから縛り付けてあります、外側を下、内側を上になるように必ず確認しながら組んでください。
必ず、先に天板用のフレームを作りましょう、そうしないとAフレームのサイズを決めることができないからです。
大体の目測ですが、フレームは長辺120センチ(写真では横)で短辺は50〜60センチ(写真では縦)で作っています。
パーツ② Aラインフレーム2個
テーブルの脚として使うAラインフレームです、作り方に関しては、Aフレームチェアー作りのページの座面用のAフレームを参考にしてください。
強度が必要となるので、2本横に渡して固定させています。
また、今回は、強度が必要なので、木に溝を掘ってズレないように工夫してあります。
溝の作り方は十字テーブルのページに記載してありますのでご覧ください。
パーツ③ 天板用の木
木の長さ・数は天板の大きさによって変わりますので、15本〜揃えてみてください。
Aフレームテーブル作り、パーツを組む
天板用フレームの縦に渡している木の間に、脚用のAフレームを入れ、安定する所まで押し込み外側に開いてください。
もう一片も同じようにAフレームを挟みこみ、安定するところまで、押し込み安定したら外に開きます、そうすると下の写真のようにフレームが安定します。
ここまで進めねば、後はお分かりですね、切り揃えた天板用の木をこのフレームの上に乗せて行きます。
十字テーブルと違い、これなら、地面の硬さに影響は受けず、そこそこ重い物でも安心して置くことが出来ます。
ソロの場合なら十字テーブルで問題ないのですが、2から3人で野営するならこのくらいの大きさのテーブルが一つあった方が色々便利だと思います。
AフレームチェアとテーブルでAフレームセットを作ってみてはいかがですか。
動画はそのうち上げると思いますのでしばらくお待ちください。
投稿者プロフィール
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北海道出身のおっさんです。道央ブッシュクラフト協会代表ブッシュクラフト歴6年、アウトドアライター
WordPress等を使ってのサイト制作、写真撮影、動画撮影、編集などしています。
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