こんにちは、当サイト管理人のドイです。
普段はブッシュクラフトやアウトドアを楽しみ、その経験を写真や記事にまとめています。
今回は、冬の恒例遊びであるスノーモービルに加え、焚き火で心をゆるめた時間をお届けします。
特に、「やってみたいけど踏み出せない」「つい自分を否定してしまう」そんな人にも読んでほしい内容です。
今年の冬は、僕の住む地域でも珍しく大雪。
普段は見ない高さの雪の壁ができ、車の運転も一苦労です。
去年は雪が少なく、スノーモービルに乗れなかったので、今年は一年ぶりのモービル会。
2月の連休を利用して、メインメンバー5名+僕の誘った2名で計7名。
友人の農地と倉庫を使わせてもらい、外でモービル、倉庫内で焚き火という冬ならではのスタイルです。
雪が少なかった去年はモービルができず、代わりにワカサギ釣りを楽しみました。
無名の場所でタープを立て、風を防ぎつつ中でストーブを焚き、タープ内は20度前後の暖かさ。
釣ったワカサギをその場で天ぷらにして食べる贅沢。
「自然の中で自分が好きなことをする」って、こういう小さな時間から始まるんだな、と感じました。
そして今年。晴天かつ無風という奇跡の条件に恵まれました、
スノーモービルに乗るたび、体全体で曲がる感覚を味わうたび、体力は使うけれど、それ以上に心の重みが溶けていく感覚がありました。
「やってみたい」と思っても、人目や失敗を怖れて動けない。
でも雪原に立ってアクセルを開けると、そんな不安は自然と吹き飛びます。
身体を動かし、雪を蹴散らす感覚が、少しだけ自分を自由にしてくれるのです。
疲れたら焚き火の前に戻り、火の揺らぎを眺めながら会話を楽しむ。
全員が思い思いに過ごす中、僕も少しずつ自分の内側に向き合います。
「やってみたい」気持ちを否定してきた自分を、少しだけ許す時間。
寒さも疲れも、焚き火の温もりが包み込んでくれます。
スノーモービルはバイクに似て、曲がるときに体重をかける必要があります。
立ち乗りで全身運動になるので、翌日は全員筋肉痛。
でもその痛みさえ、「ちゃんと遊んだ」証としてポジティブに感じられる。
小さな達成感が、心の自由感をさらに膨らませてくれます。
最後にみんなで近くの温泉に行き、体を温めて解散。
雪景色と焚き火の余韻を胸に、春からのイベントに思いを馳せる。
「やってみたいけど怖い」と思う人へ。
自由になるために大きな決断はいりません。
雪原でアクセルを少し開け、焚き火の前で心をゆるめる。そんな小さな一歩で十分なのです。
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