はじめまして、ドイです。
好きなことを気ままに記録しているこのブログですが、今日は「写真のマンネリ化」についてお話しします。
長く写真を撮っていると、きっと誰もが一度はぶつかる壁。
僕も何度かその波をくぐり抜けてきました。
そんな経験から、少しでも誰かの背中を押せたら嬉しいです。
写真や動画の記事も書いていますので良ければ読んでください
カメラを買って間もない頃は、設定も操作もすべてが新鮮で、撮るたびにワクワクしていました。
思い通りの写真が撮れないからこそ楽しかったんですよね。
でも、慣れてくると不思議なもので、いつの間にか「同じような写真」ばかりに。
技術的には安定してきたのに、心が追いつかなくなってくる。
そして、次第にカメラを持ち出す機会も減っていきました。
なぜマンネリが起こるのか。
それは、技術が安定して「失敗しなくなる」ことが大きいと思います。
失敗が減ると、新しい挑戦も減ってしまうんですよね。
「これくらいでいいか」と思うようになり、気づけば挑戦する機会を自分で閉ざしてしまう。
だからこそ、そんな時期は“新しい情報を取りに行く時期”だと考えるようにしています。
自分の中の表現が空っぽになってきたら、外から刺激をもらえばいい。
これが僕のリセット方法です。
まず試してほしいのが、他の作家の写真や絵画をじっくり見ること。
自分の中にはなかった構図や光の使い方に出会うだけでも、心が動きます。
特に写真集はテーマ性が強く、作家の世界観を感じやすい。
絵画集もおすすめです。構図や色の使い方など、写真にも応用できるヒントがたくさんあります。
映画やドラマも、構図やライティングの宝庫です。
特にカメラを固定して撮っているシーンは、静止画とほとんど同じ。
気になるカットをスクリーンショットして構図を研究するのも楽しいですよ。
新しい刺激が欲しくなったら、思い切って機材を増やしてみましょう。
NDフィルターやブラックミスト、ストロボやライトスタンドなど、
ひとつ道具が増えるだけで、表現の幅は一気に広がります。
最近はリーズナブルな中華製機材も増えていて、試しやすいのがいいですよね。
僕もそんな風に少しずつ機材を増やして、撮る楽しさを取り戻しました。
最後に一番伝えたいのは、「気軽に撮ろう」ということです。
うまく撮らなきゃ、前より良い写真を撮らなきゃ──そんな気持ちは一度脇に置いてもいい。
カメラを持って外に出るだけで、もう半分は成功なんです。
写真は義務じゃなくて、気分転換や心の整理の時間でもある。
「なんか撮りたいな」と思った瞬間にシャッターを切ってみてください。
その一枚が、また次の一歩を作ってくれます。
写真に飽きた時期も、振り返れば大切な時間でした。
止まっていた分だけ、新しい景色がまぶしく見える。
そんな瞬間を、これからも気ままに撮っていきたいと思います。
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