趣味で写真を長年撮っていると、必ず訪れるのがマンネリ化からくる飽きだ、自分のなかである程度安定して撮影が出来るようになると、何を撮っても同じような写真になり、レイアウトが安定しているだけの在り来たりの絵ばかりにって徐々に撮影自体から距離を取るようになってくる。
人から撮影してって言われたら普通に撮影はするのだけど、休みの日などにカメラを持って出かけても、気分が乗らなく一枚も撮影しない事が増えてくる、このようなマンネリ化からくる飽きに数年おきにぶち当たっていた。
僕と同じような状態にある人は結構いると思うので、そんな時に僕なりに打開策を考えていた時の思考をまとめて記事にしてみた。
飽きた状態で数年放置してしまうと撮影事体から離れてしまう人も多いと思うので、僕なりの社会貢献?として、まとめてみますね。
カメラを購入して、撮影を始めると、カメラの設定から、撮影時の設定と覚える事が多くて難しいけど楽しかったり、思ったように撮影が出来なくて試行錯誤をしながら撮影をするので凝り性の人には充実した時期で、この時期に自分が撮りたい写真を徐々に撮れるようになってくると自信にもなるし楽しいしでカメラを持って外出するだけで楽しいですよね。
楽しくなるとどんどん自分の思い通りの設定で思い通りの写真が撮れるようになってきて始めの内は楽しいのですが、暫くすると同じような写真ばかり撮っている事に気付き、新しい表現を探すが自分の中からは出てくる事が無く徐々に撮影から離れていく事になります。撮影技術が安定した事からくるマンネリ化の良くある流れですね。
では何故このマンネリ化が起きるのかが問題なんだけど、先に書いたように技術の安定化が原因であると思います。技術が安定してしまうと自分の技術の範囲内で済ませてしまい新しい課題に直面するチャンスを自分から逃してしまう、
目の前にあるスキルアップのチャンスを見逃す事が多くなり、自分のスキルの範囲内でこなす事が普通になる事でマンネリ化になると思います。
こんな状態になったらどうするか、ということが重要になってくるんですけど、そう言う時は新しい情報を自分の意思でインプットする時期になったと考えるのがいいでしょう、今までの表現方法はカメラを始める前やマンネリ化する前にインプットした表現方法を撮影という形でアウトプットして来た事ですね、
本格的に撮影を初める前の情報だから当然情報も少なくあらかた出来る様になるのも早いですよね、それが当たり前になって来ると撮影中に遭遇した新たな課題に関しても、ほぼ無意識のうちにスルーしてしまうので、キチンと意識した状態でインプットしないといけないのです。
内的表現欲求が空になった状態だから外的表現欲求を取り入れる必要が出てきたのです。
とはいえ外的表現欲求を得るには、仕事や頼み事で、こういう写真を撮ってほしいと依頼されないと得る事が出来ないので、アマチュアカメラマンとしては無理な話ですよね、
そこで他の方法を紹介してみます。
新しい情報、表現をインプットする方法としては色んな写真集を見る方法がある、自分の中には無い表現方法を発見出来ると思います。
写真集は作家性が強く出ているのが普通で撮影対象も多種多様で今まで興味が無かった分野に目を向ける事が出来るのも良い刺激になります。
写真集は大体テーマがあるので先にテーマを確認してから写真集を見るとより深く表現を理解出来ると思います。
写真集の他には絵画集も良い刺激になります、しかし絵画の場合は自然現象とは違う光の使い方などをして演出を加えているので、そのままの表現をするには問題が出てきますのでレイアウトなどを参考にするのがベストと考えます。
最近では写真でもレタッチやグレーディングを行う事が普通になっているのである程度は絵画的な表現をする事が可能なのでチャレンジするのも良い刺激になると思います。
写真集、絵画集を見ていると色々と疑問が出てきます。表現に関連する疑問なのでキチンと解消しましょう、解消する中でいろんな知識を得ることが出来るチャンスですのでね。写真集、絵画集は地元の図書館で探すのが便利です、疑問が出た時も図書館で探す事ができますしね。
その他には、絵画の見方を説明する本や、写真のレイアウトを説明している本もあるので構図を作る時に、より意味のある構図を作れるようになります。
写真と言う事で動画表現と違うと思いガチですが基本は同じと考えて良いと思います、キチンとした映画、ドラマは写真と同等かそれ以上にレイアウト、ライティングにこだわっています。
当然、カメラを動かして撮影しているカットは参考にはなりませんが、カメラを固定してフィクスで撮影しているカットはレイアウトをキチンと作られてライティングもキチンとしているので、参考になります。同じカット内でもお気に入りのコマをスクリーンショットなどで撮り参考にすると良いです。
キチンと作られた映画ドラマは世界観を作るたためにグレーディングを多用されていますので、撮影後にRAW現像、レタッチをし、カラーグレーディングを行うと同じような雰囲気の絵を作れると思います。
上記の写真集、絵画集、映画ドラマを見て、新しい表現方法にチャレンジしたくなってくると、今まで機材だけでは足りない事に気がついて来ると思います。
これは物理的な外的刺激となりますね。
風景写真にしても、四角いタイプのNDフィルターやソフトフィルター、少し前に流行ったブラックミストフィルターなどあると思います。
その他に、ポートレイト撮影にチャレンジするとなるとクリップオンストロボやライトスタンド、ワイヤレスフラッシュトリガーと機材を増やしたくなると思います、
僕がそうでしたね、今は中華企業がカメラ機材の分野にも多く入ってきている事もあり、安くセットを組むことが出来ようになっていますので、少しづつ機材を増やして、ひとつづつ使い方を覚えていくもの楽しいものです。
機材が一つ増えるだけで表現方法は増えていきますのでお勧めです。
あとはインプットした表現を作るために必要なセッティングを調べてみましょう。
これでマンネリ化からは抜け出せますね、アウトプットばかりでは、長く続きませんので、きちんとインプットも定期的に行う癖を作ることで、安定からのマンネリを回避する事が出来ますので、良ければやってみてください。
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