北海道ドライブ稚内へ最北の温泉に入りに行ってきた【旅行・観光】

稚内市宗谷岬

12月に入り友人の仕事も落ち着いたので2年前に続き遠出をしたいと思い、今回は温泉好きの友人に「最北の温泉」に入りに行こうって誘い、稚内へ旅行に行くことになりました。

前回は、動画・写真の撮影にLUMIXのS5を使用していたんだけど、旅行中に一眼カメラで動画を撮るのが意外と面倒ってことで今回は気軽に撮影できるアクションカムinsta360RSで撮影する事にし、比較的きちんと撮影したい写真のみS5で撮影するようにしてみた。
気軽な撮影はスマホで撮影です。

んで2年前の函館旅行の時に使用する予定だった友人のキャンピングトレーラーを今回は使う事に、これで、車の助手席で身体がガチガチになりながら寝ずにすむのです。

最北温泉旅行キャンピングトレーラー稚内へ

このトレーラーは縦が役4メートルあり、二段ベットを使えば3個のベットがあるので、おっさん2人で寝るには十分すぎる広さだ、さらに今回はいっさい使用しなかったけど一応トイレ、キッチンも付いています。

相変わらず冬の北海道旅行なので寝る時の防寒対策を色々と仕込んでいったのだけど、友人が灯油ストーブ2台でガンガンに温めたため防寒対策がまったく必要のない、ありがたい状態にしてくれて僕は腹を出して寝ていたようです。

事前情報としてはこのくらいで先に進めましょう

千歳から稚内への長距離ドライブ

千歳から稚内までは車で役5時間半の距離です、距離でいえば片道360キロくらい、僕の住む苫小牧からだと6時間ちょいかかりそう

道のりは、まずは三笠市へ行きそこから雨竜町、北竜とあがり、北竜から留萌市へ行き日本海側のオロロンラインを北上していきます。

予定としては、1日目は稚内の手前の道の駅で一泊し、2日目に稚内へ行き観光プラス最北温泉で入浴して帰宅する予定です。日程としては3日間取っているのでだいぶん余裕のあるスケジュールで遊べますね。

昼飯と休憩のために雨竜町の道の駅へ

雨竜町道の駅
雨竜町道の駅の焼き鳥屋さん

途中、三笠の道の駅により、トイレ、飲み物を買いさらに進んで行きます。

時間的にお昼になったので、食事のために雨竜町の道の駅に立ち寄ったんですが施設内のレストランは業者さんとの契約が切れたようで閉まっていました、ここでお昼の予定だったので少し残念・・・

しょうがないので、道の駅に入っているおにぎり屋さんを覗いてみたけど、こちらは、まだ13時にも関わらず、本日分のおにぎりは「売れ切れ」とのこと、これでは食べるものが無いじゃないかって事で、施設の外で営業していた焼き鳥屋さんで、焼き鳥10本購入、どっか途中のコンビニでおにぎりでも買うかと考え、車を進めるもコンビニが見当たらず・・・

気が付くと北竜町の道の駅が見えたので、道の駅へ、流石に道の駅なら、おにぎりとか食べ物あるよね

北竜町の道の駅入り口の門
北竜町の道の駅

北竜町とはいえ、龍を押しすぎではないか?

派手な入り口から入りヨーロッパ調な見た目の道の駅に入るも、まぁ、おにぎりが見当たらない、少し見回ると、手作りパンが売っているようなので、塩バターパンを購入して、やっと昼食を取ることができました、この道の駅、施設の中に温泉が併設されているようで、多分地元の方と思われる人々が温泉へと吸い込まれて行ってました。

雨竜町の焼き鳥

パンと焼き鳥という少しアンバランスな食事になったが、パンも焼き鳥も美味しくて堪能できました。

この焼き鳥は、友人曰く、匂いから美唄焼き鳥じゃないかとのこと、確かに美唄を車で通っていた時に美唄名物の焼き鳥って感じのお店がいくつか見えてたので、場所も比較的近いし納得、今度は美唄で美唄焼き鳥を食べてみよう

昼食のあともさらに北上し留萌市へ

北竜町から留萌市へは、無料高速道路が通っているようで、その道から留萌へと向かう事にしました。

ここから北上するに従い、本格的な雪道になって行きます。

留萌は素通りしていくので、泊まるのにちょうど良い時間になるでは、ひたすら北上して行きます。

途中、4つ目となる道の駅、小平町の道の駅で休憩

小平町の道の駅看板
小平町の道の駅顔出し看板
小平町の道の駅天井
小平町の道の駅展示物

ここ、小平町はニシン漁が盛んだったようで、道の駅の隣に実際に使用していた番屋が併設されていました。

しかし冬だからか、閉まっており見学はできなかったんですよね、雪国あるあるで、冬になると閉めてしまう施設って意外と多いんですよ

オロロンラインを走っていると、いろんな所に風車が立てられていて、日本の風景としては珍しいので走っていて楽しいですね、海岸線の道で、この辺は風が強いからなのかな

オロロンラインの風車

日常の風景のなかに風車が見えるって良い景色ですよね、

今日の温泉と宿泊に使わせてもらう道の駅へ

小平町からさらに北上をつづけ時間の方もそろそろ夕方って事で温泉好きな友人が行く先にある温泉を探し出す。

岬の湯

ちょうど良い位置にあったのが初山別村にある岬の湯

ここには小さな道の駅と併設してホテルがあり、この温泉はホテルの温泉なので、施設内は綺麗で装飾も良く気持ちの良い場所でした

温泉も500円で入れてとてもリーズナブル、まだ4時半ごろって事もあり、温泉には人が少ないのでゆっくり入る事ができました。

しかしこの地域名である初山別って初見じゃ読めないですよね、北海道には良くある読めない地名、この旅行では、ちょいちょい2時間おきの休憩に合わせてスレッズに投稿していたんだけど、投稿時に地域名の漢字を間違えてしまったw

初山別では、フグが名産なようで、ホテルのレストランのメニューを見るとフグ料理が押されていました。
ホテルのレストランで食事をしようかとも思ったのですが、時間的に少し早いのと、今はまだそんなにお腹が減っていないって事で食事はせずに先に進みます。

ゆっくり身体を温めたあと、北上して行きながら、夕食のためにコンビニを探す。

土地感がまったく無いこともあり、19時くらいまで北上し、そこそこお店のある街、天塩町の道の駅を今日の宿泊地に決定し、近くにあるコンビニへと買い出しに行く。

天塩町、道の駅看板
天塩町道の駅

この時期はもう4時をすぎると真っ暗になるのと、場所的に道の駅にはほとんど車が止まっておらず好きな場所に車を止める事ができました、車をトイレ前に駐車し、キャンピング トレーラーの中に移動、

トレーラーの中は、なかなかの極寒で多分マイナス4度位まで下がっています。
友人が準備していてくれたストーブを二つだし点火予定が、ポリタンクから灯油をストーブに入れるさいに1週間前まで使えていた石油ポンプ(醤油ちゅるちゅる)が壊れており、給油できない状態に、今回の旅は小さなトラブルが起きますね。

運が良い事に近くにドラッグストアがあったので急遽買い出しに行き、無事ストーブを使用する事ができました。
僕は今回、寒さ対策として、モンベルの化繊寝袋#0の暖かい物と寝袋の上から使うシェラフカバーにホッカイロと結構な対策をしてきたのだけど、ストーブ2台を炊くと、これらの装備は全く必要ないレベルまで車内温度があがり食事がおわり寝る時間には、多分、30度以上にまで温度が上がっていたんじゃないかな、って事で用意した装備は寝袋だけ下に敷いて寝る事となりました。

きちんと横になって眠れるとは何て幸せな状態w

寝心地も良く0時半には睡眠に入れたとおもう、が、外から重機のエンジン音が聞こえてきて、だいぶん近くにいるようで、なかなかの音、流石に目が覚め、時間を見るとまだ4時、状況としては、道の駅が契約しているであろう除雪業者さんが道の駅駐車場の除雪をしているみたい、しかしまだ4時、意地でももう少し寝ておかないと今日の活動に響くので意地の二度寝に突入、早朝からの除雪作業お疲れ様です。

次に目覚めた時には5時になっていた、除雪業者の方はすでに仕事を終えた後のようで、静かになっていました、先に起きていた友人が朝食をとっているのを横目に見ながら、除雪音の話をしつつ、僕も昨日買っておいた菓子パンで朝食を済ませ2日目に突入です。

稚内の二つの岬を制覇しに

道の駅でトイレ、歯磨き洗顔を終えてから稚内へと出発へ、友人は何やら、トナカイ牧場に寄りたいようだけど、時間的に着くまでには開園していない時間、それでも外飼いしているトナカイがいるかもしれないって事で立ち寄ってみましたが、トナカイは外にはおらず、空振りに終わる。

車は豊富町に入りいよいよ稚内に近づきます。

途中に一部の人には有名なパーキングシェルターに立ち寄り中を見学

このシェルターは風の強い稚内付近ならではの施設で吹雪や地吹雪でホワイトアウトした際に、吹雪が治るまで避難するための施設です

中にはトイレと自販機がありなかなか良い環境でした。

稚内パーキングシェルター

シャルターを出たあとはいよいよ、稚内市内へ突入です、稚内はこれまで通った街よりも断然に都会で、マクドナルドなどのチェーン店が普通にありました、ホテルの数も多く観光地って印象です。

旭川より北でこれだけの街があるのは稚内くらいじゃないのか?

稚内の街を進み、まずは「ノシャップ岬」へ

ノシャップ岬看板
ノシャップ岬

ノシャップ岬に着いた時にはすでに観光バスが付いており、観光客が記念撮影などをしていました。

ノシャップ岬灯台
ノシャップ岬の漁港
ノシャップ岬と主
ノシャップ岬の漁港2

ノシャップ岬は、観光地とともに漁港になっているようで、漁船が多くおいてあります。

ノシャップ岬の灯台2
ノシャップ岬海岸

ノシャップ岬からは、天気がよく雲が少なければ利尻富士を見る事ができるようですが、この日は天気がイマイチで、雲が厚く見る事が出来ませんでした。
気温も低く体感温度でいえばマイナス10度くらいの寒さで長く外にはいられないのでお土産屋さんでお土産を購入して次に進みます

我々はノシャップ岬を後にし、次の宗谷岬へ向かいます。

鯨岩かな
宗谷岬のマップ

宗谷岬へ行く途中に、室蘭の鯨岩みたいなものがあったので宗谷岬から撮影してみました、

宗谷岬の方は、観光客がほとんどおらず、車の駐車が楽でよかったですね、風が強く、気温も低いので、あまり長居はできなかったけど、記念写真をとり満足、夏や秋なら近くの観光施設を見て廻りたかったんですが、いかんせん寒い、道民でもドン引きする寒さです

宗谷岬の間宮林蔵像
稚内市宗谷岬
宗谷岬の海
宗谷岬歌碑
宗谷岬付近図

北海道最北の岬2つを制覇したあとは、いよいよ、この旅の目的である、北海道最北の温泉へと向かいます

最北温泉と海鮮丼

2大岬を制覇した後は、この旅の目的である温泉へと進みますが、ここで一つミスが発覚します、調べた所最北の温泉は「稚内童夢温泉」なんですが、この温泉の場所って宗谷岬側ではなくてノシャップ岬側だったんです、僕はてっきり宗谷岬側にあると勘違いしており先にノシャップ岬へ向かったんですが逆でしたねw

稚内童夢温泉
稚内童夢温泉最北温泉

長い道程の末やっと北海道最北の温泉、童夢温泉へ到着しました、流れとしては、温泉入って童夢温泉で食事して帰宅って流れで考えていたんですが、どうやら童夢温泉ではレストランが入っていなく(昔はあった見たい)食事は別の場所でする事になりました。

温泉はなかなか広く、大きめの湯船が3つ、寝湯が2人分小さな湯船が二つほどある、当然のことサウナと露天風呂がありますので結構楽しめます。

帰り際に友人が温泉のスタッフさんにオススメのお店を聞いたらしく、次の行き先は、「てっぺん食堂」になりました。

てっぺん食堂の海鮮丼

僕たちが入った際には若干の空きがあったのでスムーズに席に着く事が出来ましたが、ここはテレビなどでも紹介されるお店のようで席に座って注文している際に団体客が入って来て賑わいを増していました、

港町って事で海鮮丼を注文、今回の旅で初めてまとも?な食事であり海鮮が新鮮で美味しかったです。

食事を終えた後は目的がなくなった事もあり、帰路に着きますが、時間がすでに14時をすぎていたので今日中に帰るか、どこかで一泊するか少し悩ましい時間で帰りながら決めるかって事になり、ゆっくりと帰路に

途中、夕食をどうするかなど相談しながら進み、北上中に寄れなかった留萌に目を付け、留萌で軽く食事でもしようって事になるも時間的には留萌に着く頃には、まだ17時台って事で食事っていうよりも軽食を取る事を考え、留萌のソウルフード、豚ちゃん焼きを食べてみようとお店を探し進む事に、お店の開店時間を確かめ、閉店時間にギリギリ間に合う時間につく事が出来そうだったので行く事とした。

予定通りに閉店10分前にはお店に着けたのだけど、何故かお店は閉まっており日曜って事で早めに閉めたのかな、など友人と話をしながら、またもや留萌をスルー、豚ちゃん焼きは今度来た時に食べてみよう

再度食事をどうするかを相談、次は滝川の高田屋さんで「チャップ丼」という謎の丼物を発見し開店時間を確認して、間に合いそうなので滝川へと進みます。

滝川市高田屋さんのチャップ丼

高田屋さんは無事開店中で、チャップ丼を食べる事ができました、味は甘めのタレで炒めた豚肉、したのご飯の上には刻み海苔がかかっておりなかなか良いバランスで美味しかったです。

お腹を満たした後はラストスパートで今日中に千歳まで帰る事になりました。

南下につれて道の雪も減っていき、千歳に入ると道路にもアスファルトが見え同じ北海道でもだいぶん違うものだなぁとしみじみ実感しました。千歳の友人の家には21時ごろには辿り着き、今日は友人宅に泊めてもらいました・

キャンピングトレーラー

二日間頑張って引っ張られたキャンピングトレーラー君

これで、北海道最南と最北を制覇したので次は根室で温泉かなぁ、なんにしろ楽しい旅でした。

ドライブ、旅系の記事はなかなか増やせませんが、記事にできる旅をしたら今後も記事にしていきます。

※ここ1週間くらいで撮影した動画の方も編集するので、道中の動画などをこの記事に追加して行きますね

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投稿者プロフィール

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gurimuz@
北海道出身のおっさんです。道央ブッシュクラフト協会代表ブッシュクラフト歴6年、アウトドアライター
WordPress等を使ってのサイト制作、写真撮影、動画撮影、編集などしています。