「草刈り」からのブッシュクラフトベース作り4(終)

ベース作りばかりしていたらブッシュクラフト要素が皆無になってきたので、そろそろ今年分のベース作りも落ち着かせたい所ですね。

基本、枝打ち伐採、伐採した木の片づけを続け、当初日光があまり降り注がなかった場所にも日光が落ちて、地面も乾きやすい状態にする事が出来た。

あとは、まだ手を付けていなかった太めの木を伐採すれば、良い感じで日光が入るようになる。

って事で、太めの木の伐採をしてきました。

今回の作業のお供マキタのチェーンソー

マキタのチェーンソー

今までは、腕の太さ程度の木をハンドチェーンソーでコツコツ切ってきたのですが、さすがに太めの木をハンドチェーンソーで切るには故障の原因になったり、無理をしてケガをするリスクが出てくるので、今回は本格的なチェーンソーを友人に借りて切ることにした。

バッテリー式のマキタのチェーンソーでバッテリーを二つ付けるパワフルなヤツです。

初めて使うので最初、2,3本細目の木を伐り安全に切れるフォームを探してから太めの木に挑みました。

メインエリアとする、テントサイトエリア、テントサイト横の木が生えているハンモックエリア、この二つのメインエリアに光が綺麗に届くようにエリア周りの木から切りはじめて、
ハンモックエリアの不要な木を伐採しました。

ハンモックエリア
ハンモックエリアの伐採

見比べると木の圧迫感がかなり減り、日光もキチンと届き清涼感が生まれていると思います。

伐採した木の根元を残しているのは、後々この部分を使ってテーブルを作ろうと考えて残しています。

チェーンソーを使った安全な木の切り方

特に興味がある人は少ないでしょうが、木を伐る時に倒す方向をコントロールする方法を僕なりに説明します、まず、倒したい方向からチェーンソーで切り始めます、深さは半分くらい切りました。

次に倒す方向の反対側を切るのですが、ここで少しコツがあります、倒す方向に入れた切り込みの少し上を伐ります、そうする事で倒す方向の切り口との段差の関係で倒したい方向に木がバキバキと倒れてくれます、そして倒れる時に、チェーンソーの刃が木に挟まれる事も防ぐ事が出来ます。

注意点としては、倒す方向に安全確保を必ず行う事と、木のババランスを見る事ですね、木を上までキチンと観察して、木の重心が変に偏っていないかを確認、倒す方向と逆の方向に傾ているようなら倒す方向を変更しましょう、背の低い木なら、先にバランスを崩している枝を切ってバランスを整えてから伐採するのが安全です。

ブッシュクラフトベース作りの伐採作業はここまで

ベース作りは続けて行きますが今年メインで行う事にした、植生の変化と日光確保のための木の伐採はひとまず終わりにします、本当キリがないのとある程度、日光確保の目的を果たす事が出来たためです、
そして道具をもって木を伐っていると、伐採ジャンキーになってしまいあの木もこの木も切ってしまえ!!って気分になっちゃうのでね

木漏れ日
木漏れ日かな

ハンモックに寝っ転がって見上げた風景もこのように変化してくれましたしね。

大分伐採が出来たのでの来年は宿泊時に気になった毛虫の数も減っている事でしょう。

目視で外がみえる

伐採を始める前は、木に覆われエリア外の風景は全然見えなかったのですが、日光確保の為、伐採ジャンキーになりつつ作業をした結果、ちゃんと見通しも良くなり、モサモサボウボウだったエリアも大分スッキリしました。

まだ一部、ムダ毛処理が終わっていないエリアもあるのですが、そこに手を入れるのは来年の楽しみにしておきます。

後かたずけが大変そう

そこそこの範囲で伐採を行ってまだ、切った木の後始末をしていない為次回は切った木をクラフトの素材と薪へ選抜して分けたり、切り取り集めた木の山を何とかす作業をしないとね、本当楽しいんだけど、メッチャ疲れるからモチベーションがあるうちに何とかしないとこれだけで2年はかかりそう。

伐採した木の山

本当この木の山なんとかしないとテントサイトエリアが狭くなっちゃうからね。

そして、薪を積む為の場所もつくらないと・・・・
やること沢山ありますねー記事のネタにはなるけど、僕の腰の爆弾が心配です( ;∀;)

今回の記事でこの草刈りのシリーズは終わりとなります、次はまた違う題名でクラフトメインの記事を書いていきますので、お時間がある方は読んで下さいね。

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投稿者プロフィール

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gurimuz@
北海道出身のおっさんです。道央ブッシュクラフト協会代表ブッシュクラフト歴6年、アウトドアライター
WordPress等を使ってのサイト制作、写真撮影、動画撮影、編集などしています。
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