カメラアングルは撮影対象にたいして、アングルとなります、一般的なアングルから、特殊なアングルまで説明をしていきます、カメラアングルによって見ている人に対象をどう見せるか、何を見せるのにどのアングルが良いのかが見えてくると思います。
この記事は以下の動画を参考にさせていただいていますので興味を持ちましたらご覧ください
被写体の目線より下に位置し被写体を見上げるアングルです
通常ローアングルは、被写体を力強く見せるために使用されてます、ヒーローにも悪役にも最適です、
ローアングルは、人物に限定されません、建物や巨大な兵器でも効果は同じです。
被写体の目線より上の位置から被写体を見下ろすアングルです。
ハイアングルは、通常、キャラクターを弱体化させ弱体または無防備に見せることができます。
ローアングルとペアで使用することで、被写体間の力の不均等をたかめることに良く使われます、殺す側をローアングルで見せ、殺される側をハイアングルで見せる事で現状の力関係をみせたりします。
ハイアングルは、環境、都市、景観を確立するためにも使用されます、または大きな世界を移動するキャラクターを提示することもできます。
オーバーヘットアングルは、被写体の複雑な動きを見せるのに最適です。
被写体と神的なものとの繋がりを示唆しているシーンにも使われます。
または犯罪現場の恐ろしい現場の詳細をみせる事にも使われます。
ダッチアングルは、わざと水平を崩すアングルです、
ダッチアングルは、不安定感を生む可能性があります、困惑、恐怖、当惑、興奮の感情を表す事ができます。
アイレベルでの撮影は一般的なカメラの高さです。(ネタがないのかここからカメラアングルの話ではなくカメラの高さの話になっています、フレーミングの記事とショットサイズの記事と深く関わってきます)
観客にとってキャラクターを考えるのに最も自然なアングルです。
アイハングルや、ローアングルのように被写体に判断を課すことはありません(被写体を強くまたは弱くみせる効果がない)
アイレベルは、スクーンの中の人物が観客に対して語りかける時にも使われますね
アイレベルが一番ニュートラル(自然)とした場合、ショルダーレベルが次にニュートラルなレベルになります。
ショルダーレベルは会話中によく使用されます、フレーミングの記事に時にでたOTSですね
このOTSで撮影する時に、肩越しにローアングルにするかハイアングルにするかで、力関係や身長差を見せる事ができます。
ロマンチックなシーンでは、女性がわずかに上を見上げる(パートナーの男性を見る)事で愛情のこもった視線を演出できます。
ヒップレベルショットは、ウエスタン映画などで銃のホルスターが腰の位置にあるのでガンアクションのシーンによく使われます、
ニーレベルショットは、カメラを膝の位置に配置して撮影するショットです。
アクションシーンの時に足捌きを見せたり、キャラの動きを追従しながら街並みをダイナミックに見せたりできます。
基本的には被写体が引きずられていたり、武器の位置が膝あたりにあったりした時に使われていますね。
演出的な例としては、フォレスト・ガンプのシーンで、少年時代のガンプが悪ガキに自転車で追われている時に、足に補助器をつけていたガンプ少年が走るなか、勢いのせいで補助器が外れていくシーンですね。
このシーンに感情を刺激された方は僕だけではないと思います。
グランドレベルはカメラが地面に置かれて撮影されたショットです、ローアングルの強化版として使えますね、
キャラの動きを追跡したり、映画世界の設定の詳細をみせたりできます。
グランドレベルでは、シーンの中でキャラクターの動きをスタイリッシュにも見せることができます、
また、キャラの動きを追従することで、スピード感のあるダイナミックな映像もつくれます。
シャイニングでの子供の三輪車シーンでは、大人に対するニーレベルを子供に適用したらグランドレベルになっちゃった感はありますが、
撮影時にカメラのアングル、高さを決めるのに参考になれば幸いです。
This website uses cookies.